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病気?!トイレの外でのお漏らしが病気かどうかの見分けるコツとは?

 

飼い猫ちゃんがトイレの外でおしっこしてしまうことってありませんか?

 

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我が家に来る猫ちゃんは野良猫(去勢済み)なので、トイレはないのですが、だいたい同じ場所でトイレをしています。だから、掃除はすごく助かってます。

 

野良猫とはいえど、猫はトイレをする場所をしっかり理解しているんだなと感心していました(笑)

 

しかし、急に猫ちゃんがトイレ以外の場所でお漏らしするようになると、何かの病気になったのかなとか、気になってしまいますよね?

 

そこで今回は、

猫ちゃんのお漏らしが病気かどうか見分けるコツは?

 

を考えていきたいと思います。

 

猫ちゃんのお漏らしの原因とは?

 

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飼っている猫ちゃんがトイレの外でお漏らししてしまう原因はたくさんあります。病気の場合もありますが、多くの場合は病気ではない場合が多いです。

 

・居場所を確保するためのマーキング

猫は、犬とは違い、互いに協力して生活するような社会性を身に付けていません。猫は、本能的に単独行動をすることが多く、一人で獲物を狩る習性があります。

 

なので、猫は積極的に仲間とコミュニケーションをとることはありません。基本的に猫にとっては他の猫は敵であり、猫同士の対面は喧嘩を意味するのです。

 

野良猫だと分かりやすいです。かわいいと思って猫ちゃんを見つめていると目が大きくなっていることが多々あります。これは目を合わせることが猫にとって威嚇を意味するからです。

 

しかし、それでは、猫同士でコミュニケーションが取れず、喧嘩が起きてしまいます。そこで、猫はマーキングと呼ばれる方法を使って、コミュニケーションをとるのです。

 

マーキングは、自分自身の縄張りであることを表すもので、おしっこを自分自身の縄張りとなるポイントにかけます。マーキングをすることで、ここは自分の縄張りだから入るなよというメッセージをコミュニケーションをとらずに匂いで知らせることが出来るのです。

 

そのため、猫はお互いに対面して喧嘩するリスクを避けることが出来るのです。

 

飼い猫の場合、マーキングは一見お漏らしのように見えますが、実際は自分のパーソナルスペースを確保するために行っているケースが多いです。特に、猫ちゃんを複数飼っている家なら可能性が高いです。

 

このマーキングは病気ではないので、安心してください!

 

・異性にアピールするためのマーキング

 

マーキングにはもうひとつ、異性の猫に繁殖が可能であることを証明するために使われます。特に、オスの猫は繁殖期になると、さまざまな場所にマーキングを行います。

 

もし、

家に飼い猫が複数いる場合は、猫のお漏らしは病気ではなく、

繁殖のための行動である可能性が高いです。

 

・ストレスによるもの

 

猫は環境の変化にとても敏感な生き物です。例えば、部屋を衣替えしたり、キッチンをリフォームしたり、飼い主の勤務時間が変わったりなど、些細なことでストレスを抱えてしまいます。

 

猫はストレスを抱えた時の対処法として、マーキングをすることがあります。もし、猫の生活習慣の変化に心当たりがあれば、お漏らしの原因はストレスであるかもしれません。

 

こちらは病気とは言えませんが、ストレスは免疫低下を引き起こし、風邪などを引きやすくしてしまいます。早めのストレス対策が必要です

 

・病気になっている

 

猫がお漏らししてしまう原因の一つで最も怖いのが病気です。特に、普段トイレをきちんとしていた猫ちゃんが尿を出さなくなったり、猫の尿に血液が混じっていたら、

すぐに獣医に連れていきましょう。

 

病気の疑いがある例

寄生虫(ヘモプラズマ):猫白血病ウイルス:細菌性膀胱炎:尿路結石など

 

・見分けかたのポイント

 

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まず、猫ちゃんのお漏らしが突然なのか、日常的なのかを判断しましょう。

 

急に、お漏らしが増えた場合は病気の疑いがあるので、すぐに獣医に見てもらいましょう。

 

また、日常的な場合でも、ストレスが原因の可能性があるため、なぜ、お漏らしをするのか原因を探りながら、ストレスケアを行うことが大切です。

 

次に、尿を観察しましょう。尿の中に動く生き物がいたり、色が赤くなっていれば、病気の可能性が高いです。もし、原因が分からないのであれば、尿の中身を確かめましょう。