ペットが人間を救う?!障害を持つ子供の症状が改善
【この話の流れ】
・ペットが人を救う?
・注意欠陥多動性障害とは…
・アニマルセラピーとは…
・活躍現場がまだまだ少ない
私:
ねえ、だらけ猫。
最近の研究でペットと一緒にいると子供の注意欠陥多動性障害(ADHD)の症状が改善されることが分かったんだって。
だらけ猫:
うん?A・D・H・D…?
ああ!PPAPみたいなやつかにゃ?
私:
それはピコ太郎さんのネタね、
別に何かと何かをミックスさせて作られるものではないから 笑
ADHDはこういう病気だよ。
だらけ猫:
なるほどにゃ。
注意欠陥多動性障害って言うのか。
この障害はどういう症状があるのにゃ?
私:
例えば、注意力が欠如してるから、一つの作業に集中できなかったり、じっとしていることが出来ないから、急に動き回ったりとかしてしまったりとかがあるよ。
つまり、自分の行動をコントロール出来ないっていう障害なの。
だらけ猫:
なるほどにゃ〜
その障害がペットといることで改善されたってこと?
私:
そうだよ。
研究はカリフォルニア大学アーバイン校で行ったらしいよ。
研究の結果7〜9歳児の注意欠陥多動性障害の子供に動物介在療法(アニマルセラピー)を行った結果、障害の特徴である注意が欠如する症状と社会的なコミュニケーションの欠如が改善されたことが分かったんだ。
だらけ猫:
動物介在療法(アニマルセラピー)って何にゃ?
私:
それはこちらを見て!
だらけ猫:
社会性の改善やストレスの軽減、コミュニケーションの改善の効果があるんだね。
まさに動物のお医者さんみたいだね。
僕も医者になろうかにゃ?
私:
普通の猫ちゃんには見てもらいたいけど、だらけ猫は性格的に… ちょっと… 笑
ただ、こうした障害に効果があるにも関わらず、医療現場で活躍するペットは少ないんだ。これを見て。
だらけ猫:
介護の場では活躍してるけど、医療現場ではまだまだ知られてないんだね。
ちなみに活躍していても、一時的に出向くだけで、ずっと常駐してるわけではないんだね。
私:
そうなの。
病気は簡単に直せるものじゃないから、一時的にストレスを和らげてくれても、すぐストレスが溜まる。
だから、お医者さんと一緒に病院に常駐してもらった方が良いんだよね。
だらけ猫:
今は常駐するペットちゃんはいないのかにゃ?
私:
ファシリティードッグっていう医療チームの一員としてお医者さんとともに常駐するわんちゃんはいるよ。
でも、まだまだ世の中には知られていないんだ。
だらけ猫:
そうなのか。
良い効果があるのに知られていないのは悲しいことだにゃ。
もっとみんなにも知ってもらいたいにゃ。PPAPのように…。
私:
まさかのここでPPAPね。笑
でもそのくらい有名になれば、治療の幅も広がるよね。