知らなかった…猫にも老人ホームがあるらしい??
みなさん、猫にも介護施設があるのはご存知ですか?
テレビで、猫の健康寿命を延ばそうという番組を見ていた時に、高齢猫の介護施設の存在を知りました。介護施設は人間だけのイメージがあったのですが、最近では、猫の平均寿命が延びたことで、こうしたサービスも増えてきているとのことです。
※ ちなみに猫の平均寿命は15歳だそうです。
しかし、猫の介護施設についてはイメージは出来ても、謎が多く、何を行っているのか分からないという方が大半なのではないでしょうか?
そこで、今回は、
猫の介護施設とは何なのか?
について、紹介したいと思います。
・猫の介護施設って何してるの?
一言でいうと、飼うことができなくなった猫ちゃんを預かって世話をするサービスです。基本的には、施設に入ってくる年齢や期間によって料金の金額が変わってくるようですが、何歳の猫ちゃんでも入れる場合が多いです。
主な老猫ホームでの猫ちゃんに対するサービスは以下のようにまとめました。
・猫ちゃんの食事 ◎
・猫ちゃんの遊具 ◎
・猫ちゃんの衛生管理(トイレなど)◎
・猫ちゃんの健康管理(健康診断等)◎
・猫ちゃんのボディーケア 〇
・猫ちゃんの送迎 ※デイサービスの場合 〇
・猫ちゃんとの面会 ◎
・猫ちゃんの一時的な引き取り 〇
・飼い主さんとの猫ちゃんの現状コンタクト 〇
※◎は調べた老猫ホームではすべて完備していました。〇は一部の老猫ホームでは行っていました。
一部の老猫ホームでは、預けた猫の近況を聞けたり、一時的に飼い主の家に戻すことができるサービスがあるので、寂しくなったら、施設の方に連絡してみると良いかもしれませんね!
気になるお値段は?
私が調べた老猫ホームのお値段は、一生涯で120万円のところが多かったです。ただし、猫の入所時の年齢によって値段が左右するようです。
具体例
7歳未満 200万円
7歳~10歳 150万円
10歳~14歳 120万
14歳以上 要相談
基本的に、若い頃から預けてしまう場合は、料金が高くなるようです。また、14歳以上の超高齢な猫ちゃんは、寿命が短いこともあり、入所時に施設の方と相談して値段を決めることが多いようです。
また、入所の際の入所金として、約10万ほどかかるようです。
つまり、
一生涯預り金約120万円プラス入所金約10万円の総額約130万円
ほどは準備する必要があります。
老猫ホームはどこにあるの?
老猫ホームは老犬ホームに比べて、数が少ないのが現状です。東京でも私が調べた結果猫の老猫ホームは1件、大阪でも2件しかありませんでした。しかし、地方にも、老猫ホームは1件ほどありました。
このブログをみて、一人でも多くの方に
老猫ホームの存在を知ってもらいたい です。
いつか、老猫ホームが当たり前のように存在するようになったらいいなと思います。
私の家の周辺には、野良猫がたくさんいます。中には、明らかに飼われていたなと思う野良猫もたくさんいます。一部の野良猫は喧嘩や、怪我で痛々しい姿をしています。もし、老猫を飼えなくなったからといって、外に逃がしてしまうと... 考えただけでも残酷だなと思います。
もし、老猫を飼っている人で、どうしても世話ができなくなったという人は、老猫ホームを利用してほしいです。
ただし、一番良いのは、最後まで面倒をみること!
飼い始める時に、この猫ちゃんを最後まで責任もって、飼うことができるかをよく考えてから、飼うようにしてほしいです。