止めさせてはいけない！？猫がうるさく鳴いている理由とは？
猫ちゃんが鳴き続けてうるさい！という経験のある方いませんか？
私の家の近くでは夜になるといつも、野良猫同士が喧嘩のために大きな声で鳴いています。夜なので、あまりにうるさいと寝れないこともあるので、困ってしまうことがあります。
私の場合は、野良猫ですが、飼い猫ちゃんでも同じような経験をした人もいるのではないでしょうか？家の中で、夜に大きな声を出されると、野良猫の喧嘩とは比べ物にならないくらい睡眠に困りますよね。
そこで、今回は
猫ちゃんが鳴く理由について 取り上げたいと思います！
無理やり、鳴くのをやめさせるのはNG！
猫ちゃんの鳴き声がうるさくて寝れない人、不快だと感じる人もいるかと思いますが、無理やり、鳴くのをやめるように怒ったり、罰を与えるのはNGです。
そもそも、猫ちゃんが鳴くのは、人間に何かを伝えたいからです。元々猫は、コミュニケーションの手段として鳴くことはありませんでした。なぜなら、猫同士では、マーキングやしっぽなど違ったコミュニケーション方法があるからです。
しかし、人間とコミュニケーションをとるためには、声に出した方が伝わりやすいことから、猫ちゃんは鳴くようになったのです。
猫ちゃんの鳴く行為は、人とのコミュニケーションのためにあります。だから、「うるさいから黙って！」といって怒ってしまうと、猫ちゃんは私たちとのコミュニケーションをやめてしまいます。
もし、鳴いている理由が、体調が悪いことを伝えるためであったら、鳴かなくなってしまったことで、手遅れとなってしまうかもしれません。
猫ちゃんが鳴いている時は、やめさせるのではなく、何を伝えようとしているのかを考えて、その問題を解決するようにしましょう。
猫ちゃんが伝えたいこととは？
では、猫ちゃんが鳴いて伝えたいこととはいったい何なのでしょうか。主な理由を挙げてみました。
- ストレスがある
- おなかがすいた
- 不安がある
- 発情期である
1のストレスがある時に猫ちゃんが鳴く場合があります。例えば、家の中で飼っている猫ちゃんをゲージの中にしばらく放置していると、外に出たいと思うようになります。しかし、ゲージの中にいるので、外に出られないので、イライラしているから鳴くことがあります。
これは、外に出られないストレスを、飼い主に伝えて何とかしてほしいから鳴いているのです。つまり、ストレスを抱えた時に、飼い主にその問題を解決してもらう手段として鳴いているということです。
この場合は、猫ちゃんの行動からストレスとなっている原因を突き止めて、解決させてやることが大事です。
2のおなかがすいた時にも、猫ちゃんは鳴くことがあります。飼い猫だと、エサをゲットする手段は、飼い主から貰うほかに方法がありません。だから、ご飯の時間になると、猫ちゃんはエサの時間を知らせるために鳴いて飼い主に伝えようとするのです。
もし、猫ちゃんが甘えた声で鳴き続ける場合は、そろそろご飯の時間かな？と確認してください。
3の不安がある時は、飼い主が外出して、いなくなってしまう時に鳴いていることがあります。
これは、分離不安というもので、飼い主という自分を守ってくれる大切な存在がいなくなることに恐怖を感じてしまうというものです。
猫の場合、単独行動を好むため、人間や犬ほど不安を感じることは少ないですが、ずっと赤ちゃんの頃から家の中で暮らしてきた猫は特に飼い主が離れることになれていません。だから、戻ってきてほしい気持ちを込めて鳴くのです。
この場合、飼い主さんがずっと家にいるわけにもいかないので、温かいクッションをプレゼントしたり、おもちゃを置いて気を紛らわせたりする方法がおすすめです。
4の発情期は、猫ちゃんが他の猫にアピールするために行います。猫も飼われているとはいえ、生存本能があります。子孫を残すための手段として、鳴くのです。
特に4月～6月ごろは発情期のため、猫ちゃんが鳴きやすくなります。この場合は時期を見て、理由を探るのが良いでしょう。
とにかく、猫ちゃんが鳴いているのを止めようとしてはいけません。
なぜ、猫ちゃんが鳴いているのかの原因を突き止めて、その問題を解決することが、猫ちゃんが鳴くのをやめることに繋がります。
