猫は風邪引かない… それは嘘です。冬に感染しやすい病気とは?【だらけナビ】
実は私、最近風邪を引いてしまいました…
体調管理には気をつけていたのですが、急な気温の変化についていけなかったようです。
ところで、猫ちゃんは大丈夫かな…と心配になったりもしてます。
風の噂で、猫は風邪引かないという迷信を聞いたことがあります。
確かに猫ちゃんが普段体調悪そうにしているのを見たことがありません。
しかし、それは私たちが理解できていないだけで、風邪にかかることはあります。
猫ちゃんは自分で体調が悪いと飼い主に伝えることができないので、
私たちが猫ちゃんに敏感にならなければなりません。
特に猫ちゃんにとって冬はとても危険。
なぜなら、猫ちゃんの祖先であるリビアヤマネコは温かい地域に暮らしており、冬を経験しないからです。
この種の遺伝を引き継いでいるので冬は特に要注意です。
そこで今回は、
冬に注意すべき病気とは?を調査します。
・猫ウイルス性鼻気管炎
この病気は猫ヘルペスウイルスというウイルスによって引き起こされる風邪の一種です。
症状としては、
くしゃみ 鼻水 発熱 食欲低下と言ったものが見られます。
まれに子猫や老猫は肺炎になったり重症化するケースもあり、注意が必要です。
感染の原因としては、既にウイルスに感染した猫ちゃんからうつってしまったという場合が多いです。
この病気は接触感染することが多いので、
多頭飼いのお家の方は注意が必要です。
・猫カリシウイルス感染症
猫カリシウイルスに感染することで起こる猫の風邪の一種です。
こちらの症状は先ほどの風邪とくしゃみ、鼻水、発熱と言った症状に加えて、
口内炎 舌炎 などの症状が出るのが特徴です。
感染の原因としては、感染した猫ちゃんの鼻水やよだれの接触や、
くしゃみによる飛沫感染などが挙げられます。
中には毒性の強いウイルスもあるので必ず病院に連れて行くようにしましょう。
・予防法は?
①ワクチンを摂取する。
今回紹介した2つのウイルスはいずれもワクチンが開発されています。
なので、感染する前に予防接種を打つことをおすすめします。
料金は大体4000〜6000円が相場なようです。
治療する場合、一度の診察で薬代も含めて、1万円以上するので、それを考えると予防接種をした方がお得です。
②猫ちゃんの体調管理を徹底する
感染症なので、複数の猫ちゃんを飼っていると感染が拡大する可能性があります。
1匹だけでも、症状によっては重い症状が出る可能性もあります。
だから、猫ちゃんの体調の異変にすぐに気付けるように体調管理を徹底してあげてください。
早期発見、即対応が猫ちゃんの幸せに繋がるのです。
③消毒を徹底する
感染した猫ちゃんがいる場合、くしゃみやよだれが原因で他の猫ちゃんに感染することがあります。
なので、感染した猫ちゃんがいる場合は、
くしゃみやよだれが付いた箇所を消毒、除菌するようにしてください。
トイレや遊びのおもちゃを共有している場合は、徹底的に消毒することをおすすめします。
・まとめ
いかがでしたか?
冬場は猫ちゃんにとって最も体に気を付けた方が良い時期です。風邪にかかってしまうことは仕方がないですが、対策をしないのはいけません。
風邪にかからないように予防することが大事です。
愛する猫ちゃんのためにも、風邪にかからないように私たちの手でサポートしてあげましょう。