他人から評価されるのが嫌なあなたへ 【ネコ型人間の取扱説明書】
最近、M1グランプリの評価に関して、芸人のトロサーモン久保田さんが上沼さんを批判したことで炎上してますよね。
批判に対する意見はともかく、芸人さんが有名になってテレビに出るには、お笑いの大会で優勝しなきゃいけない現状に問題があるんじゃないかなと思うんです。
つまり、テレビに出るためには、審査員に評価されないといけないってことです。
M1はまさにそれ。
評価されなければ芸人さんはテレビの仕事が貰えない。
特に芸人さんの仕事はテレビか営業でご飯を食っていけるようになるためにはテレビが必須。
常に他人の評価がないといけないんですよね。
でも、自分が面白いと思ったことを評価してくれる人に届けれれば、テレビに出なくても生きていけるはずだと思うのです。
他人の評価で右往左往するのではなく、自分が面白いと思う物を評価してくれる人に届ける。
つまり、評価されてから成功するのではなく、評価される前から主体的に自分で行動し、その行動を評価してくれる人を見つける。
これが、他人から評価されるのが嫌な人には良い方法ではないかなと思います。
そのためには自分が評価できるような行動を行う必要があります。
そこで、
自分で道を切り開くにはどうすれば良いか?
をテーマにしたいと思います。
・まずは自分に自信をつけること!
他者から評価されるのが嫌な人はまず自分の行動に自身を持つことから始めるべきです。
というのも、受動的に他者から評価されてアップするステップから、
主体的にこちら側から評価してくれる人を探す立場にならないといけないからです。
評価してくれる人を探すためには評価の対象が必要です。
その評価の対象は「私」又は「私の行動」です。
つまり、私が私を評価できなければ、評価してくれる人は出て来ません。
だからこそ、自分が評価できる行動を増やして行く必要があります。
ここで重要なのが、自己効力感です。
自己効力感とは、
社会心理学者のパンデューラさんが発見したもので、「目標に対して自分なら実現できる」と信じる考え方のことです。
自己効力感が高いと、難しいことでもやり遂げようとする行動力が手に入ります。
そのため、普通の人よりチャレンジ精神があるので、会社でも起業でも日常生活でも成功できる可能性が高くなるのです。
「行動しなければ、何も始まらない。」
だからこそ、自己効力感を身につけることは重要です。
どうやって自己効力感を身につけるか?
自己効力感を高める方法をパンデューラは4つの条件をあげています。
①成功体験
成功体験は自己効力感を高めることに繋がります。
ポイントは些細なでも、上手くいったと褒めてあげることです。
私たちは失敗したことにはすぐ評価を付けがちですが、褒めることをしません。
だから、「自分はできない」で終わってしまうのです。
しかし、その逆で些細なことでも褒めてあげる
と少しずつ「自分はできる」へ変わっていくのです。
私も以前は「できない人間」と思ってましたが、
「朝起きれた」「運動できた」「自分で掃除できた」って言うしょうもない成功体験でも褒めてあげることで、気が楽になりました 笑
今ブログを書いているのも、この成功体験を褒めるのおかげかもしれないです。
②代理体験
自分が行おうとしていることを自分と同じような他人ができたのを目にすると自己効力感がアップします。
例えば、自分と似てる友人に彼女・彼氏ができたと言うことを知ったら、
自分も努力すればできるのでは?と思うこと。
これも自己効力感です。私も「七つの習慣」とかの自己啓発本を読んで、こうすれば良い人間になれるんだと思いながら見ていた時期がありました。
※七つの習慣は良かったです!
自分はまだ主体的に行動できないなって人はまず、代理体験で自己効力感をあげると良いでしょう。
③言語的説得
これは、自分や他人が言語を使って説得することで行動ができると思い込ませることです。
アスリートの人が試合前に勝つイメージトレーニングをしたり、
松岡修造さんが、「お前ならできる」と選手に言っているこの行動がまさに言語的説得です。
私の経験で倍率の高い編入試験を受けたことがあるのですが、友達が電話で「絶対受かる」と言ってくれて自信を持って受けることができました。
結果合格だったので、この言語的説得も効果があると思います。
④生理的・感情的状態
これは体調不調やストレスと言ったものをどう解釈するかで自己効力感が変わると言うもの。
しかし、個人的に体調に左右されて自己効力感をあげるみたいな経験がなく、未知数なので軽く説明して終わりにしました。
ただ、体調不良をどう乗り切るかも、自己効力感を左右する材料だそうです。
【まとめ】
人から評価されるのが嫌ならまず自分が自分を評価できる立場になることが大事です。
自分を評価するためにはまず行動が大事です。
そのためには行動力の原点である自己効力感をあげることが重要です。
もし、今自信がないし行動できない人は、
②の代理体験をすることがおすすめです。
例えば、有名な方や憧れの人の本を読む見て、自分でもできることを真似すると、それが①の成功体験になり、自己効力感がアップします。
この好循環を作れば、もっとチャレンジ精神が身について評価される側からチェンジするようになるでしょう。