【発達だらけ】子猫の餌はどうすれば良いのか?栄養・適切量編
子猫はいつまで?
猫が子供と呼ばれる時期は、生後12週間の間です。
子供の時期を細かく分けると、以下のように分類されています。
猫ちゃんが、母親からのミルクしか飲めない時期を授乳期と言います。
生まれてから生後4週間の間がそれにあたります。
猫ちゃんが母親からのミルク以外の食べ物を食べることが可能になる
時期を離乳期と言います。
時期は生後4週間から8週間の間です。
離乳期を終えた後、成長がピークに達し、
立派な大人になるまでの期間を子猫とします。
時期は、生後8週間~12週間の間です。
今回は生後4週間以内の授乳期の猫ちゃんについて取り上げます。
授乳期の赤ちゃんのエサについて
必要な栄養とは
授乳期の赤ちゃんにとって、最も必要な栄養素は高脂肪、高たんぱく質な食べ物です。
猫は授乳期から離乳期にかけて、急激に成長します。
この図からも分かるように、
視覚・聴覚という五感が、生後1週間で機能するようになります。こうした感覚を身につけるために高脂肪・高たんぱく質な栄養が必要なのです。
授乳期の赤ちゃんに与えるエサは?
生後4週間までの授乳期の赤ちゃんは、お母さん猫の母乳で育てるのがベストです。
母乳には、高脂肪・高たんぱく質な栄養素がたくさん含まれています。
また、母乳にはウイルスや細菌など猫ちゃんにとって危険な病原体をやっつける
免疫や抗体が含まれています。
母親猫が母乳を与えられない場合は?
もし、母乳が与えられない場合は人口哺乳を行いましょう。
人口哺乳とは、私たちが人口的に作った乳を子猫に与えることです。
その際必ず、子猫用の人口乳を与えるようにしましょう。
なぜなら、動物によって必要な量や栄養素が異なるからです。
人工乳は動物病院やネットショップでも購入可能で、約1000円〜1500円程度で購入できます。
タイプとしては、液体タイプと粉末タイプの2種類があります。
液体タイプは、作る手間がかからないですが、一度使用して余ったりすると捨てなければならないのが欠点です。
一方、粉末タイプは、授乳の度に分量を図らなければなりませんが、保存が効くというメリットもあります。
私としては、猫ちゃんの体重によって適切な量が変わるので
粉末タイプがおススメです。
与える人工乳の適切な量
このグラフを見ると、25g体重が増加する毎に1ml人工乳の量を増やす必要があることが分かります。
また、子猫の間は人間の赤ちゃんと同様に付ききりで世話をすることになります。3〜4時間間隔で必ず人工乳を与えるようにしましょう。
【まとめ問題】
子猫(授乳期)の赤ちゃんへのまとめを今回まとめました。
ポイントを整理します。
①授乳期(生後4週間)の猫ちゃんに与えるべきエサとは?
②①で答えたものを与える量は体重が25g増えるごとに何mlずつ増加しますか?
③何時間間隔で授乳期の子猫に①を与えなければなりませんか?
もし、分からないと思った方は、もう一度チェックしてみてください!